2007年12月18日火曜日
2007年12月7日金曜日
フォレストボードの耐力実験

京都建築専門学校よしやまち町屋研究室の佐野春仁先生のグループが鈴木有先生の指導でフォレストボードの耐力実験が行われました。フォレストボードの壁耐力などほとんど出ないと思っていたのですが、ボードの止め方もあろうと思いますが、驚くべき結果がでました。実験では壁耐力1.6倍(ばらつきを考慮して1.2倍程度)、最大耐力は5.7kN(1/25rda)という結果です。詳しくは京都建築専門学校のホームページで見て下さい。http://www.kyotokenchiku.ac.jp/kac/studyoffice/jikkenshitu/fb/fbjikkenA.htm
2007年11月20日火曜日
2007年11月8日木曜日
2007年11月7日水曜日
福光さんの家
2007年11月2日金曜日
木創手作り家具
手作りの家具を納めさせていただきました。作りは木創手作りキッチンと同じく内部や構造は青森ひばで扉や見えるところはブナで作ってあります。今回は床の色に合わせ
るためリボス社のカルデットのウォールナットを塗装しました。下駄箱の扉の鏡板のかわりに籐を入れ通気性がよくなりました。詳しくは木創のホームページhttp://homepage2.nifty.com/mokusou/kagu4.htmを参照して下さい。
テーブルと一体化したキッチン
今道様のお家ができあがりました。キッチンの施行を依頼され、お母さんの阿部ゑりさん(1級建築士)の図面で木創手作りキッチンとして作成しました。なによりも新しいのは、キッチン本体がテーブルに組み込まれていて、テーブルの天板とキッチンの天板が一平面上にあるんです。「それではテーブルの高さが高くなるのではないか?」と言われそうですね。ご心配無用、キッチンの本体部分の床がテーブルの床面より150㎜下がっ
ているのです。コンロ部分はシンクと別になっていて、、こちらの方はステンレスの天板を直接壁に固定してよけいな物は一切ついていません。オシャレですね。。(木創手作りキッチンのホームページの施工例15参照http://homepage2.nifty.com/mokusouk )
2007年10月23日火曜日
簾作りワークショップ
2007年10月16日火曜日
中信ビジネスフェア
2007年10月15日月曜日
エコ住宅素材展
2007年10月14日日曜日
ふるさとまつりin宇治田原
10月14日宇治田原の文化センターでふるさとまつりが開催されました。前年度までは「お茶パーティー」と称して緑茶発祥の地宇治田原の名だたるお茶の生産者や販売者が一同に会してそれぞれの自慢のお茶をふるまいます。中にはお茶品評会で農林大臣賞を何回も受賞されている有名な方もいらっしゃいます。私の参加
している21お茶のふるさと塾で協力参加いたしました。3階の研修室では鬼太郎茶会を開催、ゲゲゲの鬼太郎がみなさんに抹茶をふるまいました。3階のロビーでは、ふるさと塾で栽培した綿を紡いで糸にし織って綿織物にする一連の展示もいたしました。また、外のテントでは塾員が栽培した新種の抹茶「展茗」で作った抹茶やグリンティー、抹茶アイス
、それにスロータウン連盟加盟の産地より送ってもらったリンゴ(青森県南部町)、焼き鯖鮨(福井県小浜市)、柿の葉鮨(鳥取県智頭町)なども販売しました。町内だけでなく近隣市町村からも多くの人が訪れてくださり楽しい交流の場となりました。また宇治田原に来て下さい。
2007年10月12日金曜日
フォレストボード

フォレストボードは秋田杉の産地で考えられたものです。今まで産業廃棄物として廃棄処分されていた杉の皮と、杉を製材や加工したときに出る杉の挽粉や端材を粉々にして混ぜ合わせ、コーンスターチで固めたものです。それがグラスウール10Kをしのぐ熱伝導率が出、さらに調湿効果、吸音効果、抗菌作用等々があることがわかりました。産業廃棄物になる物を利用するだけでもエコなのに(消却廃棄してしまえばCO2は大気に出てしまいます。)。杉の皮と、木と、コーンスターチの自然素材以外の物は含まれていませんので、環境や人の健康に負荷を与えません。また、元は杉の木ですので

ただ、断熱材として利用するだけでなく内装下地材としても利用を検討しています。漆喰や土壁の下地としても利用できますし、直接柿渋や塗料を塗って内装材として使ったり、フォレストボードに直接壁紙を貼ったりもしています。詳しくは木創のホームページ
http://homepage2.nifty.com/mokusou/fboad4.htmを参照して下さい。
また、フォレストボードを使うことにより、山にお金が還元します。
ほんとにすばらしい商品だと思います。是非みなさんに広めていきたいです。
2007年10月11日木曜日
塗料としての柿渋
植物は虫などの外敵から植物自身の身を守るためにタンニンを持っています。その中でも
柿には高分子の特殊なタンニンが含まれており、その柿を絞った液を発酵させたのが柿渋です。柿渋には防虫、防腐、抗菌等の作用があるといわれています。それに加え、塗って乾くと皮膜を作り耐水性が出ます。昔から地元の農家では自然の塗料としてよく使われてきました。建築の分野でも、シックハウスの問題が出てきてから人の健康にも環境にも優しい塗料として良く使われるようになりました。ただ、柿渋は塗ったすぐには色があまり出ず、時間がたつのとともに濃くなっていくので色を定めるには難しいのですが、自然の趣のある色は化学塗料では出せないものでもあり
ます。取扱も簡単で使った刷毛などの道具は水で洗い流せます。化学塗料のようにシンナーなどは必要ありません。毎年、秋の彼岸のころ、柿渋絞りが行われます。昔はそれぞれの農家が自家で使用するために絞っていました。化学塗料などが出回ったおかげで、今ではほんの数えるほどの農家でしか生産をしなくなりました。私が住んでいる宇治田原町でも何軒もあった生産者が森口半一さん一軒だけになってしまいました。生産者がなくなれば柿渋の関わる文化もなくなります。なんとか絶やさないためにももっと柿渋を使ってもらえるよう広めていきたいと考えております。


2007年10月10日水曜日
お茶の花
お茶の花が咲きました。私の住んでいる宇治田原は「日本緑茶の発祥の地」です。1700年をくらいに宇治田原の湯屋谷の永谷宗円が「青製煎茶製法」を発案し、現在の煎茶や玉露のような急須で飲むお茶をつくり山本嘉兵衛(現在の山本山)に販売を託したところ、大評判になり世間に知れ渡りました。それまではお茶といえば抹茶か番茶のような茶色に発酵したお茶がほとんどでありました。先般、永谷宗円の生家が改修工事が行われた所であります。山間にある趣のある小さな茅葺きの家です。いま写真がないので今度いつかアップしたいと思います。
そうそう、お茶の花ですね。あんまり手入れのしてある茶園では見られないのですが、手入れされなくて荒れていて次に子孫を残そうと実を付けるため花が咲いているのです。ほんとに可憐でかわいい花ですね。
2007年10月8日月曜日
田原三社祭
10月7日、私が住んでいる宇治田原の田原三社祭りです。五穀豊穣を感謝する秋祭りで、約700年前の鎌倉時代後期より始まったと伝わる伝統あるお祭です。20年くらい前までは10月14日~17日でしたが、御輿の担ぎ手が休みの日でないと集まらないので還幸際は10月の体育の日の前日の日曜日に変更されました。祭りは3日前に一の宮(御栗栖神社)、大宮(大宮神社)、三ノ宮(三宮神社)の三神社から御旅所へ神輿が渡御する神幸祭が行われ、7日に御旅所からそれぞれの神社へと神輿が還る還幸祭が行わました。還幸祭は、午前から御旅所の前に十数もの座場が設けられそれぞれの宮座で酒宴が行われました。私も荒木本座のひとりでごちそうにあずかりました。神前で神事が行われ、御旅所前にて担当宮座により「せいのう舞」などの芸能や駆馬の奉納がされました。駆馬が終わり、威勢よく互いに競い合うように神輿が町中を巡行しました。三十年前の自分の御輿を担ぐ姿が思い出されました。この田原三社祭がいつまでもいつまでも続きますよう
。
2007年10月7日日曜日
美山を訪ね
9月4日参加させていただいている「自然住宅情報ひろば」とコープハウジング(京都生協の住宅部門)の企画で地元京都で建築材料である木材の現状を知るため、美山町見学してきました。当日はなんと30人以上も参加していただき、7台の車に分乗していきました。はじめに林業家の小林さんの間伐したばかりの山に行きました。伐採された杉の木は皮をむいて葉枯らしをしてありました。見学させていただいた小林さんの山は手入れをしてありましたが、ほとんどの山が下刈り、枝打ち、間伐等の手入れがなされていない状況です。もっ
と、もっと地元の木が使われないと山は駄目になっていきます。みなさんも家を建てられるときはどうぞ地元の木材でそれが無理ならせめて国産材で建てて下さい。二酸化炭素の吸収源である山を守れば、地球温暖化防止にも一役買えます。
次に美山産材で建てられたモデルハウスの「美山木の家」で昼食をとり、設計者である設計士福岩豊さん(福岩建築設計事務所)に説明を受けました。やはり地元産材で作った木の家は気持ちよく居心地がよかったです。
最後に美山町の森林組合を見学し、ここではモルダーで内装材を生産しておられます。
次に美山産材で建てられたモデルハウスの「美山木の家」で昼食をとり、設計者である設計士福岩豊さん(福岩建築設計事務所)に説明を受けました。やはり地元産材で作った木の家は気持ちよく居心地がよかったです。
最後に美山町の森林組合を見学し、ここではモルダーで内装材を生産しておられます。
2007年10月6日土曜日
TOOP design works におじゃまして。
秋田のぶなの天板を持ってTOOP design works さんにお伺いしました。仕事仲間の中村
さんにテーブルを作りたいと頼まれ、鉄の足を制作してもらうため、仲間数人と訪問しました。 TOOPさんの仕事場は大変興味深い場所でした。大阪南港の元加藤汽船のビルの中にあり、ものの終演を思わせるような、それでいて懐かしいあたたかみのある居心地のよい場所でした。そこで金属を加工して家具やオブジェや装飾用品を制作しておられました。どの作品も個性的で、格好いいものです。金属の素材の生地を生かしたものが多くありました。代表の吉川誠司はとても感じのいい若者で一緒に働いておられる仲間の方たちも生き生きと仕事をしてました。この人たちと一緒に一つのものを作れる喜びを感じるとともに、思いのこもったものが作られているということをみなさんに知っていただければと思います。できあがるテーブルが楽しみです。
2007年8月29日水曜日
枚方市の岡野様邸のキッチン
2007年6月5日火曜日
今日はブログ開始記念日
「皆もすなるといふブログといふものをしてみむとてすなり」。本日よりブログを始めます。三日坊主にならないようにと思うばかりです。
私の仕事は、建築材料の開発や販売や手作りのキッチンや家具をの製造をしている会社の経営です。建築材料でもみなさんがお住みになっている一番住宅向けのものがほとんどです。それも、できるだけ国産の自然素材をつかった環境に負荷の少ない建築材料です。
ここ数年来環境についの関心が高まってきました。大変よいことであると思います。建築の分野でも例外に漏れず環境に配慮した建物づくりに取り組んでいる建築の関係者が少しずつではありますが出てこられています。しかし残念ながら建築が、環境を考えた視線からではなく、ほとんどがコスト面重視でなされているのが現実です。自然素材はコストが高くなるからと敬遠されているのです。それで石油化学系統の材料がよく使われるようになっているのです。石油化学系統の材料が使われるのはコスト面だけではなく、見た目がカラフルで製品の質が一定で変形しにくく、後のクレームになりにくいということがあります。その反面、自然素材の材料に比べ、製造におけるエネルギーの使用量が、二酸化炭素(CO2)の排出量が多く、化学物質を含んでいる量も多く、廃棄するにも環境に負荷を与えるというものです。
もう一度、かつての自然素材中心の建築を見直さなければならない時期に来ているのではないでしょうか?
これから少しずつ環境に配慮した住まいについて語っていきたいと思います。
自然建材に興味を持たれた方はこちらのホームページをごらんください。
木創ホームページ http://homepage2.nifty.com/mokusou
私の仕事は、建築材料の開発や販売や手作りのキッチンや家具をの製造をしている会社の経営です。建築材料でもみなさんがお住みになっている一番住宅向けのものがほとんどです。それも、できるだけ国産の自然素材をつかった環境に負荷の少ない建築材料です。
ここ数年来環境についの関心が高まってきました。大変よいことであると思います。建築の分野でも例外に漏れず環境に配慮した建物づくりに取り組んでいる建築の関係者が少しずつではありますが出てこられています。しかし残念ながら建築が、環境を考えた視線からではなく、ほとんどがコスト面重視でなされているのが現実です。自然素材はコストが高くなるからと敬遠されているのです。それで石油化学系統の材料がよく使われるようになっているのです。石油化学系統の材料が使われるのはコスト面だけではなく、見た目がカラフルで製品の質が一定で変形しにくく、後のクレームになりにくいということがあります。その反面、自然素材の材料に比べ、製造におけるエネルギーの使用量が、二酸化炭素(CO2)の排出量が多く、化学物質を含んでいる量も多く、廃棄するにも環境に負荷を与えるというものです。
もう一度、かつての自然素材中心の建築を見直さなければならない時期に来ているのではないでしょうか?
これから少しずつ環境に配慮した住まいについて語っていきたいと思います。
自然建材に興味を持たれた方はこちらのホームページをごらんください。
木創ホームページ http://homepage2.nifty.com/mokusou
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