2007年11月20日火曜日

茶祖永谷宗円翁の生家で茶香服



  11月20日(火)、改修なった茶祖永谷宗円翁の生家にて「城陽文化を楽しむ会」の依頼により茶香服を行いました。宗円翁の生家は宇治田原の湯屋谷の谷の奥にある木造茅葺きの家で、つい数ヶ月前までは茅屋根はへこんでぼこぼこで苔や草が生えている悲惨な状態でしたが、永谷宗円翁顕彰会が寄付を募り改修されました。ほいろ(お茶を揉む設備)も整備され床や腰板も杉板が貼られ見違えるほどきれいになりました。日本緑茶の祖の生家にふさわしいたたずまいです。そこで茶香服ができるのはたいへんうれしいことでした。お客様も風情を楽しみお茶の郷を満喫していただいたのではないかと思います。

2007年11月8日木曜日

棉と綿製品の展示

 京都中央信用金庫宇治田原支店さんのご好意で店のロビーで棉と綿織物の展示をしていただいております。21お茶のふるさと塾で谷口徳美さんが種を畑に植えることからはじめ、美しい花が咲き実を結び棉になったものを収穫し、それを紡いで糸にし、柿渋等で染め、織物に織った綿織物です。風合いがとても優しく、自然の恵みを感じていただけます。是非京都中央信用金庫宇治田原支店に行っていただき、見て下さい。

2007年11月7日水曜日

福光さんの家


 福光さんのお家が完成し11月4日にストーブの火入れ式がありました。ヨーロッパ製のネスターマーチンというすごく格好いいストーブで、パンやピザが焼けます。福光さんの家は水上建設(株)さんが施行した木をふんだんに使った木造の家です。構造材はともいきの杉で、柱を秋田のモクネットの杉芯去りの4寸角、床材の30ミリ厚の杉フローリング材を使っていただきました。芯去りというのは木の芯を外して柱を取るので、大径木でないととれないのであります。秋田はまだ大径木が多く芯去りで柱をとっているのは他府県ではないと思います。しん去り材の良いところは、背割りを入れなくても割れにくいことや、使ったときにきれいな柾目がでることです。ちょっと秋田の宣伝みたいになりましたが、とにかく感じの良いお家です。

2007年11月2日金曜日

木創手作り家具

 手作りの家具を納めさせていただきました。作りは木創手作りキッチンと同じく内部や構造は青森ひばで扉や見えるところはブナで作ってあります。今回は床の色に合わせるためリボス社のカルデットのウォールナットを塗装しました。下駄箱の扉の鏡板のかわりに籐を入れ通気性がよくなりました。詳しくは木創のホームページhttp://homepage2.nifty.com/mokusou/kagu4.htmを参照して下さい。

テーブルと一体化したキッチン



 今道様のお家ができあがりました。キッチンの施行を依頼され、お母さんの阿部ゑりさん(1級建築士)の図面で木創手作りキッチンとして作成しました。なによりも新しいのは、キッチン本体がテーブルに組み込まれていて、テーブルの天板とキッチンの天板が一平面上にあるんです。「それではテーブルの高さが高くなるのではないか?」と言われそうですね。ご心配無用、キッチンの本体部分の床がテーブルの床面より150㎜下がっているのです。コンロ部分はシンクと別になっていて、、こちらの方はステンレスの天板を直接壁に固定してよけいな物は一切ついていません。オシャレですね。。(木創手作りキッチンのホームページの施工例15参照http://homepage2.nifty.com/mokusouk