2008年11月10日月曜日

すだれづくりワークショップ

 11月9日(日)京エコロジーセンターで「エコ住宅素材展」のイベントとして「すだれづくりワークショップ」を開催しました。今では簾(すだれ)は殆どが機械で織って作っていて、手で織ってつくるということはほとんどないということです。そんな貴重な体験を開催しました。京すだれ川崎さんのスタッフ4人に来てお手伝いいただき、ランチマットやタペストリーを作りました。小学生の子供さんからおばあちゃんにいたるまで20人近く参加いただき、「自分で作ったとは信じられない!」とできあがった喜びはひとしおでした。
 これから11月23日(土)「調湿泥団子作り」や12月7日(日)「クリスマスリースづくりとドリームキャッチャーづくり」のワークショップも予定されています。予約が必要ですので京エコロジーセンターまでお問い合せ下さい。


 

2008年11月3日月曜日

エコ住宅素材展


11月1日より京エコロジーセンターにおきまして「第5回エコ住宅素材展」を開催しています。本年度は出展素材のどこがエコなのか、それぞれの建築素材のエコポイントを表示致しました。また、全体で見てエコの種類も表示しています。また、リフオームをされる場合の注意すべきポイントを、その目的別に建材を見ることが出来るようにも工夫しました。11月9日(日)すだれづくり、11月23日(日)調湿泥団子作り、12月7日(日)クリスマスリースとドリームキャッチャーづくりのワークショップも開催します。申込は京エコロジーセンターまでお願いします。「エコ住宅素材展」に是非お越し下さい。

2008年8月11日月曜日

孫が生まれました!


個人的な内容で申し訳ありませんが、8月11日(月)私の初孫が生まれました。男の子です。爺馬鹿でしかありませんが「かわいくて、かわいくて」仕方ありません。長女の初めての子供ですが、私の子供は3人ですがすべて女なのです。念願の男の子!娘のことなのに生まれるまでそわそわ落ち着かなくてそのうえ初産で生まれるまでの長かったこと。生まれた孫に頑張ろうパワーをもらいました。

2008年8月2日土曜日

壁特大家具


7月26日大阪府の伊藤様宅の壁据え付け家具を取付させていただきました。ひとつは高さが床から天井まで2500㎜で巾が4500㎜奥行きが600㎜と特大の家具になりました。材料は内部は青森ヒバで扉などの見えるところはブナで作りました。下半分は大きな引出で上半分は引き戸になりました。両端の家具だけ開き扉です。真ん中部分が奥行き600㎜もあるので収容能力は抜群です。あとはキッチンの吊り戸棚です。下のキッチンが全部ステンレスなのでブナの扉がよくマッチしています。それからなんと床は花梨のフローリングでした。高かったでしょうね。制作時間も限られていましたので、きちんと出来てよかったです。ありがとうございました。

2008年7月24日木曜日

現場見学会



 7月24日(木)福岩建築設計事務所さんが手がけられた奈良県王寺町の住宅の現場見学会を開催されましたので行ってまいりました。国産材をふんだんに使ってありました。それでも和風和風していなくて、吹き抜けも大きくとり、すごくお洒落なスッキリした建物でした。福岩さんお得意のコの字も建材です。また壁仕上げ材で木創オリジナル壁紙MC104を使っていただき、貼るのが大変であったろうと思える吹き抜けの壁は見事でした。

2008年7月18日金曜日

木創オリジナル壁紙新製品


 木創オリジナル壁紙が流通して約15年間、ひたすら環境問題にこだわりつづけ、防カビ、防腐、難燃等の薬品処理をしていない事をやり続けて参りました。

 ところで「木創オリジナル壁紙はみんなアースカラーで地味な色ばかりやね。もう少し色っぽいのないの?」とよくいわれます。

 そこで今回明るい色合いの壁紙2点を追加することになりました。

素材は2点ともレーヨンで1点は薄黄緑ぽいものでもう1点はピンク色のものです。8月1日より流通予定になっております。木創オリジナル壁紙の1つとしてご利用いただければ大変嬉しいです。

秋田天然杉一枚板テーブル

 ブログ長い間「ずぼら」してました。これから頑張ります。

 少し前になりますが6月に堺市の三野様のコミュニティ建築事務所(小峠敏幸所長)設計の新しいお宅が完成しました。無垢のテーブルがほしいということで、秋田天然杉の樹齢200~300年くらいの天板でテーブルを作りました。もちろん脚も秋田杉の芯去りの柱を使用して作りました。6月7日(土)に搬入させていただきました。さすがに三野様や小峠さんのこだりがあり、地域産材をふんだんに使い、古材も利用した気持ちのいいものでした。そこに置いていただくテーブルとしてぴったりマッチしたものになりました。

2008年6月5日木曜日

タイのテレビ局の取材


タイ・テレビ局番組"Say Hi!"の取材でタイの人気女優のティク(愛称)さんと取材クルーがやってきました。ティクさんは国土交通省から交流親善大使に任命されています。そのティクさんが茶摘み娘の衣装を着て21お茶のふるさと塾茶園で塾員のメンバーと茶摘みを体験、かすりの着物に茜たすきがとてもカワイかったです。その後塾員の茅葺きの家の庭先で昔ながらのホイロで手揉みを体験、彼女は頭が良く揉み方もすぐに覚え、エンジョイしていただいたみたいです。最後に塾員の入れたおいしいお茶を味わっていただきました。

2008年5月14日水曜日

茶摘み体験交流会

 5月11日(日)に私が事務局をしています21お茶のふるさと塾の「茶摘み体験交流会」を宇治田原の塾茶園で開催しました。年々参加者は増え続けていて、本年度は200名物参加申し込みがあり最終的には150名程度になりましたが大盛況でした。遠くは福岡県からや、イギリスの留学生も参加されました。スイスから2名の方がこの茶摘み体験交流会のためにわざわざ来られることになっていましたが、旅券がとれず断念されました。茶摘みも国際的になったとみんなで喜んでいました。

 当日は雨男が一人居て前日より降り続いた雨が朝まで残っていましたが、開会の時点ではあがっていました。午前中は茶摘みをじっくりして手揉み体験もしてもらいました。茶摘み娘の衣装を着た女性のまぶしいこと、まぶしいこと。「♪夏も近づく八十八夜、‥‥‥つまにゃ田原のちゃにならぬ♪」(「茶摘み」の歌は宇治田原の風情を歌ったものといわれています。)思わず口ずさんでしまいそうです。今年は芽も伸びていて摘みやすく、全員で45㎏の生葉を摘むことが出来ました。摘んだ生葉は製茶加工して参加者に送りました。1人あたりは約50gでした。45㎏の生葉を製茶加工すると9㎏になるんです。それと手揉みですが仕上がるまで4~5時間もかかります。昔の人は辛抱強く5時間も揉み続けたのですね。


 午後からは宇治田原町文化センターで「茶香服」と「おいしいお茶の入れ方」と「展茶(抹茶にする葉)を石臼で挽いて抹茶にし点てて飲む」ことを体験してもらいました。茶香服は闘茶ともいい、お茶の銘柄当てクイズのようなもの。昔はお金をかけた博打でエスカレートして土地や家まで賭けるようになり室町幕府より禁止令が出るほど流行ったとか。参加者は当たりはずれに歓声を上げていました。石臼で展茶を挽いて抹茶にし点てて飲む。抹茶は見る機会はあっても、展茶の葉は一般にはなかなかお目にかかれないもので、石臼で挽くのですが反対に回したり、挽く速度が速かったり遅かったり、それでも石臼の間から抹茶が出来てくるのは感動ものです。自分で挽いて自分で点てて飲んだお茶は格別の味がするみたいですね。また、おいしいお茶の入れ方を日本茶インストラクターの形谷さんから教えていただき、お湯の温度の設定でお茶の味が変わることを理解され、きっと次にお茶を入れられるときは、飲み手をうならされていることと思います。

 アッという間に時間がたち、全行程が終わり特産品をお土産に解散になりました。ほんとに参加された方々にとっても主催者側にとっても楽しくて有意義な1日でした。

 ああ~、疲れた!

2008年4月21日月曜日

植林してきました!

 4月20日(日)京都市右京区京北で里山交流会が開催されました。当日はお天気もよく、京阪神から26名参加していただきました。9時30分京都駅から1時間の所にある京都市京北銘木協同組合に集合し、前日開催されました京都市京北銘木協同組合の市を見学させていただきました。多くの見たこともないような銘木にあちこちで歓声が上がりました。その後車に分乗して山へ向かいました。3tトラックが通っているという道ですが、細い道でいつ脱輪するか大変怖かったです。車を降りてそこからは歩きです。前日まで天気が芳しくなく、泥だらけになりながら植林する山に向かいました。植林の現場は前年度伐採した後の斜面で全部で杉苗1000本位植林する内の一部です。現場に到着してまず驚いたことは、植林する斜面が急なこと、植え方の説明を受けて3~4人一組になり鍬と鎌と杉苗の袋を持ちそれぞれの場所に登っていきました。斜面が急なので斜面を崩さないように穴を掘り、土の中野葉っぱや根っこを取り除き根っこが山側に張るように向きを確認し根っこを広げて杉苗植え、土をかぶせ上から固めて1つあがりです。植える間隔は約1m間隔で日の光が遮られないように千鳥に植えていきます。文書で書くと簡単なのですが、これが山の急斜面ですので大変な労働です。登るときは上しか見ていないのでそれほど怖くないのですが、登ってから下を見るとその険なこと。植える場所を整備していただいた後ですので素人でも何とか出来ましたが、山の方の仕事の大変さを改めて認識しました。その後植えた後の杉苗木に支えの杭を打ち、縄でくくっていきました。参加者は仕事は大変であったけれどおもしろかったという意見が殆どで、この杉が大きくなるための草刈りや下刈りも参加したいなという思いでした。植林終了後、来た細い道を戻り、京都市京北銘木協同組合の広場でバーベキュー、地元の方が準備して下さった鹿の肉や鮎、椎茸等いただきながらの懇親会でいろいろと意見交換をし、あらためて山を維持し次の世代へとつないでいくことの大切さを認識しました。

2008年3月24日月曜日

フォレストボードで内装仕上

3月13日(木)㈲京都夢工房さんの設計物件で現場見学会があり参加させていただきました。京都府内産材使用の在来工法の住宅です。材料は分離発注で結構リーズナブルな価格になっていました。

「来て見たらびっくりするでぇ!」といわれていましたが何をびっくりするのか?現場を見て納得。実は2階の全ての部屋の壁仕上げ材としてフォレストボードをそのまま貼っただけの仕上げになっていました。ジョイント部分もそのまま。そんなに目立ちもせず、なかなか良かったです。環境に配慮しつつ、コストも高くなく、いろいろと工夫のあるお家でした。