2007年10月10日水曜日

お茶の花


 お茶の花が咲きました。私の住んでいる宇治田原は「日本緑茶の発祥の地」です。1700年をくらいに宇治田原の湯屋谷の永谷宗円が「青製煎茶製法」を発案し、現在の煎茶や玉露のような急須で飲むお茶をつくり山本嘉兵衛(現在の山本山)に販売を託したところ、大評判になり世間に知れ渡りました。それまではお茶といえば抹茶か番茶のような茶色に発酵したお茶がほとんどでありました。先般、永谷宗円の生家が改修工事が行われた所であります。山間にある趣のある小さな茅葺きの家です。いま写真がないので今度いつかアップしたいと思います。
 そうそう、お茶の花ですね。あんまり手入れのしてある茶園では見られないのですが、手入れされなくて荒れていて次に子孫を残そうと実を付けるため花が咲いているのです。ほんとに可憐でかわいい花ですね。

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