2009年5月21日木曜日

イギリススコットランドより茶摘み体験


 5月19日(火)にイギリススコットランドより日本食レストラン「YATAI」のみなさんが来日され、宇治田原でお茶の体験をしたいということでしたのでご案内しました。スタッフの1人である芳澤さん。9年前までは京都に6年ほど住んでおられました。21お茶のふるさと塾のホームページをみて、懐かしく思われ茶摘み体験したいとメールをいただきました。メンバーは4人で日本を学ぶ1つとして来日されました。4人は、芳澤さんとオーナーで料理長のジョンさん、マネージャーのシービーさん、そしてシェフのラドさんです。日本を愛し、日本食を愛し、日本茶にも大変興味をおられます。
 最初にふるさと塾の茶園で茶摘みを体験。初めてみる茶園の緑に感動されているようでした。茶を摘みながら質問、普通の日本の方よりも深い質問に感心するばかり。もちろん谷口塾長も私も言葉が通じません。そのうえ難しい専門用語が入ってくればお手上げ。さすが芳澤さん、9年間の英語実績はすごかったです。茶摘み体験の後は、西川副塾長の茶園を見学。おばちゃんたちが茶摘みしているところにおじゃまし、世間話のネタにされました。スコットランドの4人は、茶摘みしているおばちゃんにすばらしいの連発でした。また、西川塾員から説明を受け、美しい茶園に入れてもらい満足でした。 その後南の朝倉さんの展茶工場(そこしか稼働していませんでした。)を見せていただき、てん茶の葉が宙に舞っているのを見てビューティフル。そのご永谷宗円の生家を見学、日本緑茶の発祥から、「ほいろ」をみて手揉みに着いて話し、永谷園、山本山とのつながりを話しました。彼らが使っているお茶は山本山だったそうです。
 最後に煎茶・玉露の工場ということで、下岡久五郎さんのところを訪れ見学しました。その後、いつもの下岡さんの「お茶でも飲んでいかへんか」のお言葉に甘えました。「オオ、ジャパニーズプライムミニスター」と飾ってある小泉元総理大臣にお茶を入れる下岡さんの写真を見てサプライズでした。煎茶の初積み煎茶(新茶ではなく、お茶の木を植え育て初めて摘んだお茶のこと。一番おいしいとされる。)を入れていただき、ベリーサプライズ、次に下岡さん自慢の手積みの玉露をのませていただきペリーベリーサプライズでした。
スコットランドの4人は宇治茶発祥の地で1日堪能してもらったと思います。
日本食レストランYATAIのホームページ http//www.yatai.co.uk

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