2010年3月4日木曜日

源光庵




2月28日(日)、21お茶のふるさと塾でかねてから計画しておりました研修で京都市鷹峯の「源光庵」を見学しました。源光庵見学のきっかけは、15年前21お茶のふるさと塾発足にご尽力いただきました京都府農業会議の担当職員でした久保さんのご実家が源光庵であったということでした。当日宇治田原を午前8時に出発、京都市内は道が空いていて1時間で到着、約束の時間まで1時間もあり、喫茶店を探すのに鷹峯の道路を何回もぐるぐる往復、その近辺の地理にはけっこう詳しくなりました。
 約束の時間に源光庵を訪れると久保さんがすでに待っていて下さいました。わざわざ私たちのために部屋を準備いただきご挨拶が終わるや本堂に案内いただきました。中に入ると、ありました、白漆喰の壁に大きい黒縁の大きな丸窓、それを通してみる外の庭との調和、本や雑誌等で見る見事な光景です。ご住職(久保さんのお兄さま)が直々にお話をしていただきました。そこでも驚き、本尊の隣にお祭りしてある霊芝観世音は1681年宇治田原の山中で見つけられたもので後西天皇が尊崇され宮中で供養されその後源光庵にあるそうです。さらに久保さんが見せたいものがあるということで庫裏に案内していただきました。なんとそこには焙炉が2基、宇治田原でも残っていないような土壁で覆われた焙炉に歴史の重さを感じました。わたしたちと源光庵との縁の深さを感じました。

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